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5月よんだほん

焼きそば うえだ / さくらももこ 最近 図書館ではもっぱら「エッセイ・随筆」の棚ばかり。久々にさくらももこの本読んでみましたよ。 わかってて読んでるんだけど、息抜きね。野口さんみたいにくっくっくって笑うためだけに読んでいるので、面白かったよ、何…

4月よんだほん

アメリカの夜 / 阿部和重 ずいぶん前に買って、何度も読み始めては中断してたんだけど、退屈なのは序盤だけで、突破すると止まらない。 むずかしーいアホな話。 城 / カフカ 「アメリカ」よりつらかった。 と申しますのも、「アメリカ」におけるカールの冒険…

3月 よんだほん

フォトグラフール / 町田康 動物シリーズが面白かったですよ。装丁もかっこいい。 ゆっくりさよならをとなえる / 川上弘美 一番好きなエッセイ本。文庫を買って再読。 「椰子・椰子」みたいに何度も読み返すと思います。買ってよかった。 きれぎれ / 町田康 …

2月 読んだ本

おそれずにたちむかえ テースト・オブ・苦虫5 / 町田康 もうエッセイはいいよ。長編をお願いしますわ。 それにしても いまVAIOのCMに出てるおじさんは、何かの加減で町田康に見える坂本龍一だと思ってたら、町田康に見える町田康だったんですね。変な眼鏡か…

今月読んだ本

去年はほとんど本も読まず、図書館にも行かなかったのに、今月はけっこう読みましたよ。ということで、メモ。 肝、焼ける / 朝倉かすみ トヨサキ氏のブロスの書評を信頼しているので、久々に図書館に行った時に見つけて、あー知ってる、豊崎由美が絶賛してた…

ぐずべり / 清水博子

図書館で、タイトルを見て「ぐずべりとな!」と。びっくりして作者プロフィールを見たら、同じ出身地。 ばあさんの家の畑に自生していて、実ったら取って食べてたけど特別おいしいわけでもなく、家の中でしか話題にならない、しかも「ぐずべり食べな」「えー…

カミブログ / 吉井和哉

これ連載当時はぜんぜん知らなかったけど、おもしろーい。こういう突拍子のなさが非常に好みです。一気読み。忘れた頃にまた読もう。

テースト・オブ・苦虫4 / 町田康

はは、おもろ。 ものすっごいデフォルメされたむかつく店員が大好き。この本6月の最初ぐらいに買ってちょっとづつ読んでたので、前半の内容はもう忘れてたんだけど、ってあえて胸を張ってそういうけど、今ぱらぱら読み返したら件の方のコンサートの話が! と…

失はれる物語 / 乙一

これ買ったの 去年の夏だよ… 一年かけて読了。 乙一は「ZOO]と「GOTH」読んだけど、なんでしょうね、不思議と、おもしろーいと思いながら読んでるのに、なーんか夢中になれない。でも、ごく個人的に私が勝手に作った「物語」の定義にぴったりはまっていて、…

海に落とした名前 / 多和田葉子

実はわたしは独文科の落ちこぼれ学生でして、既に4年なんですが来年卒論を書くためにテーマを決めなきゃならなくて、藁をもすがる気持ちで読んでみたわけですけれども。 2年くらい前に文學界かなんかに、町田康の東独紀行文に、多和田葉子とホテルのレストラ…

沖で待つ / 絲山秋子

「沖で待つ」は、だいぶ前に読んだんだけど、「勤労感謝の日」が面白かったー。お見合いに来た男の描写が! どちらも会社とかバブルとか、絲山秋子自身に重ね合わせて読まずにおれないけれども、私には会社もバブルもよくわからんからバブル世代の女の人が何…

蝶か蛾か / 大道珠貴

これを読む前に「東京居酒屋探訪」を読み出したら、なんかうんざりしてしまったんですが(以前大好きだった人の本とか映画とかを久々に見ると、どこが良かったのかわからなくなることはままあるわけで)、これは、止まらなくなって一気に読んだ。 産後の肥立…

幻をなぐる / 瀬戸良枝

ブロスで豊崎由美が「金の斧」つけてたから読んでみた。っていうなんともアレなきっかけ。 短い手足と膨らんだ胴体しか持たない中川が運命の恋人だと思った「奴」は実はカルト信者で、布教活動の一環で中川と関係を持って、もう信じられんっつってやけくそに…

図書館日記

飲んだくれてばかりいて生活が乱れに乱れ、活字離れも甚だしいので せめて3年前の気分を取り戻そうと、図書館へ。 幻をなぐる / 瀬戸良枝 蝶か蛾か 東京 居酒屋探訪 / 大道珠貴 沖で待つ / 絲山秋子 海に落とした名前 / 多和田葉子 見事に女性作家ばかり。 …

ニート / 絲山秋子

ほぉー、と思いながら読んだけど、すごくわかり易く書いてあるとは思うんだけど、はっきりとそうか、とわかるには私はまだまだ甘いな、と思う。「ベル・エポック」は好きだ。歌詞の力を使う小説でこんなずぎゅーん! ってなったことはなかった。頭の中でブラ…

読んだメモ

生田紗代「オアシス」 すごくリアル。メー子さんがすぐそこにいる人のような気がする。 メー子さんと仲良くなれそう。ノーサプライゼスのトム・ヨークにはっとして、テレビブロスを読んで、21歳のコンビニバイト。 石原まこちん「ソウルトレイン」 小説にす…

ナンバーワン・コンストラクション / 鹿島田真希

「六〇〇〇度の愛」は難しすぎて途中で断念したんだけど、これは最後まで一気に読んだ。でも難しいことには変りない。 薄ぼんやりと、こういうこと、ってことであってんのかなぁ、でも私の頭で考えたことがあってるわけないからやっぱ違うんだろうなぁ…って…

図書館で

ナンバーワン・インストラクション / 鹿島田真希 生きてるだけで、愛。 / 本谷有希子 春子ブックセンター / 宮藤官九郎 九十九十九 / 舞城王太郎 GOTH / 乙一 アブストラクトなゆーわく / 阿部和重 リンダリンダラバーソール グミ・チョコレート・パイン グ…

今年も100冊

新潮文庫の100冊のサイトたのしー。かわいー。マスコット人形ってどうなんでしょう。もらったところでどうしようもないけど一応、夏だし、みたいな惰性。ブックチャームの方がおかしかったか。でもあれ栞ではなくて本のお洒落アイテムだとしたら可愛かったし…

正直じゃいけん / 町田康

これだからやめられません。 どこがどのように面白いのか述べよ、と言われてもこれは困る。読み出したらやめられなくなって午前三時まで読み続けなければなりません。 読んでる時は大笑いなんだけども、題材になってるのは普段生きててどうとも思わないよう…

暗闇の中で子供 / 舞城王太郎

普段ミステリとかノベルスとか読まないので、おっかなかった… 前々から思ってたんだけど、舞城の描く女の子の泣いてる場面がもう! どうしてもなんかやだ! そんな細かく書かないでくれよ! なのにユリオが泣いてばっかりだからもーう! 泣くなー! ドキドキしな…

悲しい時

どうしても悲しい時いつも川上弘美「神様」「椰子椰子」と銀色夏生「かわいいものの本」を読む。なんて女女してるんだ!って自分でびっくりするけど効くよ。読んでる間はなんか可愛らしくまとまったような気分になる。

まぼろし / 生田紗代

何が起こるでもないのに途中で読むのをやめるのがつらい「18階ビジョン」。ナナ子がすごくリアルだった。そこにいるような感じ。「まぼろし」も割と好き。

夏の100冊

Yonda?CLUBのリニューアル後の商品紹介見た。どれにしよう。マグカップにしようと思ってたけど20冊で2個セットではアレだったんですかね…どれが届くかお楽しみっていうのもなぁ。それより何よりもうYondaくんのマグカップは4つあるし。一人暮らしなのに。だ…

愛してるよ

新潮文庫のYonda?CLUBが9月1日からリニューアル。ということでまた新潮文庫をせっせと買わなくちゃ。って、ブックオフに行ってきましたよ。あはは… でも新潮文庫はそれほど欲しいのなくて、角川文庫の寺山修司の本を3冊買った。林静一版のを手に入れておきた…

変身 / カフカ

ブックチャームのためにこんなの買っちゃったよ…踊らされてるなぁ…ってなんかテンション下がってたけど、何さ、面白いじゃないの! とは言え、おもしろーいと思っただけで何もわかっていない。解説読んでもよくわかんないし私みたいな阿呆にはわからないしわ…

告白 / 町田康

こんなに読むのがつらい本はない。 主人公には感情移入してしまうものだし、主人公の熊太郎が小さい頃からえらい目に遭う描写が続きに続いて、読めば読むだけこっちは熊太郎の味方になる。私は「河内十人斬」は知らないけど、帯の情報から、最終的にこの人は…

絶対安全剃刀 / 高野文子

去年の前期だから一年以上前にとっていた授業で「田辺のつる」を扱っていて、私はその回欠席してて前回資料で知ったからどういう授業だったのか知らないけど、とにかく衝撃だった。私は殆ど漫画は読まないから、こんなのあるんですか、と。そんで読んでみよ…

パーク・ライフ / 吉田修一

私にはわからなかった。終わり!? ってさまぁーず口調で言ってしまうような。「frowers」の方が好きだった。

みんな元気。 / 舞城王太郎

やっぱりわからない。「みんな元気。」は読むの一苦労。今いつ? いくつ? あんまり好きじゃない。途中で長いなーと思ってしまった。「Dead for Good」好き。硬派。「我が家のトトロ」トトロは見るたび泣くけどトトロってなんなのかなんて考えたことなかった。…