幻をなぐる / 瀬戸良枝


幻をなぐる
ブロスで豊崎由美が「金の斧」つけてたから読んでみた。っていうなんともアレなきっかけ。
短い手足と膨らんだ胴体しか持たない中川が運命の恋人だと思った「奴」は実はカルト信者で、布教活動の一環で中川と関係を持って、もう信じられんっつってやけくそに体を鍛えて、奴の幻をなぐる。
冒頭からすごい引き込まれて、主人公にすごい感情移入した。わかるわかる。でもわかんない。