街でキリンが大暴れしている。人々は逃げ惑い、銃を撃って戦う。銃弾を撃ち込まれたキリンは瀕死で、バスに乗る。その時に、そのキリンが普通の路線バスに乗れるサイズだと気付く。キリンが席に着くと、シートベルトが自動で締まり、ドアも閉まって、そのまま発車しどこかへ行った。人々が歓声を上げて大喜びする。



小学校の時住んでた祖父母の家の居間のドアを開けると、隣のそっちにも対照に家がある。そういうつくりのアパートに一人で住んでいる。隣は男が一人で住んでいて、そのドア越しにしきりに卑猥な誘いをしてくる。ドアは随意に開けられるのに、男は絶対にドアを開けない。声をかけるだけである。私は困って、思い切ってこちらからドアを開けて文句を言うか、なんなら乗ってもいいな、と思う。とにかくドアを開けてみたいと思って、開けてみる。